あけましておめでとうございます。
昨年はアニメ制作から遠ざかっていました。
10代のころ、映画『イノセンス』を見ました。
強烈に印象に残っているのはメイキングです。
デジタル技術によって今後アニメーションは大きく変わるだろうと感じました。
アニメーションは進化し、これまでにない表現が多く表れるだろうと考えました。
1985年の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、主人公マーティは「自分の音楽を誰にも発表できない。する場所がない」と悩んでいました。
自分がネットを覚えたころ、ちょうどYouTubeやニコニコ動画が登場し、個人が世界に映像を発表できる環境が整ってきました。『機動戦士のんちゃん』などのアメージングな作品を目撃しました。これからは新海誠監督のような個人作家が数多く出てくるだろうと考えました。
様々なものから影響を受けてアニメ制作を志すようになりました。
こたつで描いた絵をスキャナでパソコンに取り込んで確認することからはじめ、Wacomのタブレットを買ってPC上で直接絵を描くようになり、3Dを覚え、プログラムの勉強も始めました。
当時ぼんやりと夢見ていたのは、3D空間上に直接絵を描き、それを撮影する環境です。
2018年はそうしたさまざまな夢想がようやく現実になってきたと感じました。
Blenderでの作画、VR技術の普及、新しい表現の爆発……。
非常に創作欲を刺激されます。
このサイトは今年も更新が難しそうです。
しかしこんなにも環境が魅力的なので、間違って更新してしまうことがあるかもしれません。
2020年の正月明けくらいに確認するのが良いと思います。
2019年がみなさまにとって良い年となりますように。